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■温水使用目的・条件 | |||
● | 主な用途 | ||
先出循環システム、アキュームレーションシステム等 フローライトテンプのベストなアプリケーション形態をご提案する為に、用途やご要求希望事項等をご確認します。 |
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●給水・出湯温度、給湯量 | |||
★フローライトテンプの能力確認に対し、実際の温度条件が必要になります。又、標準タイプ、高温タイプの選定にも必要ですので、ご確認します。 ★フローライトテンプは貯湯タイプではない為、ピーク時の必要流量を満足する必要があります。ピーク時の流量をご確認します。 |
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※ | 仮に100L/min×5分間を4回/時間でご使用になる場合、総使用量としては2000L/hとなり、平均値としては33L/minになります。しかし、選定としてはあくまでも100L/minが必要になります。又、流量として分かりにくい場合はカランやシャアワーの数と同時使用率を確認して下さい。 | ||
■フローライトテンプ運転諸条件 | |||||||||||||||||||||||||||||||
● | 給水圧力 | ||||||||||||||||||||||||||||||
フローライトテンプの使用範囲は0.15〜0.7MPaです。特に下限値は安全の問題がある為、ご確認します。 | |||||||||||||||||||||||||||||||
※ | 圧力が不足する場合は、ブースターポンプ等の検討が必要です。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
※ | 給水圧力が明確であれば、温水リリーフ弁の設定圧力を下げる事が可能になります。より低圧の設定圧力はシステム保護に対しより信頼性 が向上します。目安としては、実際の水圧に対し0.15〜0.2MPa程高い設定圧力で考えます。 |
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●蒸気供給圧力(減圧弁―次側)及び蒸気供給管配管径 | |||||||||||||||||||||||||||||||
・ | 付属蒸気用減圧弁 GP-2000 | ||||||||||||||||||||||||||||||
HE-415用 GP-2000 25A: Min P1 = 0.25MPa HE-535用 GP-2000 40A: Min P1 = 0.35MPa HE-665用 GP-2000 50A: Min P1 = 0.35MPa |
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上記圧力が保持できないラインでは、蒸気量不足により、温度低下やウォーターハンマーの発生が考えられる為、必ず供給蒸気圧力を ご確認します。 |
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※蒸気供給圧力が上記以下の場合は、減圧弁サイズの再考が必要になります。(条件によっては、選定困難な場合もあります。) | |||||||||||||||||||||||||||||||
・ | 蒸気供給管 | ||||||||||||||||||||||||||||||
蒸気圧力は流れた状態での保持が必要になります。蒸気供給管サイズのご確認もします。 | |||||||||||||||||||||||||||||||
<入口蒸気管 推奨サイズ>・・・管内流速約 30m/sと仮定 | |||||||||||||||||||||||||||||||
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● | 蒸気供給圧力(減圧弁二次側) | ||||||||||||||||||||||||||||||
実際の調整として、減圧弁の設定圧力は0.06〜0.07MPa程度をおすすめします。それにより若干の温度調整は減圧弁の圧力微調整により 可能になります。 又、夏冬で給水温度差が予想されそうな場合は、夏なら蒸気圧力を低め、冬での調整なら蒸気圧力を高めにする事により、減圧弁の圧力調整で 夏冬の温度補正が可能になります。 |
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● | 蒸気供給可能量 | ||||||||||||||||||||||||||||||
実際にはご確認は難しいと思いますが、立会時においてはピーク流量近く流した時に、一次側圧力がキープされるかどうかをご確認します。 ※配管径の影響の場合もありますので注意して下さい。 |
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● | ドレン処理 | ||||||||||||||||||||||||||||||
ドレン回収の実施は、性能やウォーターハンマー等のトラブルを引き起こす可能性がありますので必ず確認します。 | |||||||||||||||||||||||||||||||
・ | スチームトラップ能力と差圧 | ||||||||||||||||||||||||||||||
スチームトラップ出口側配管が重力環水による大気開放の場合は特に問題ありませんが、背圧のある回収ライン、又は、立上げ配管に 接続する場合は、十分な圧力差が確保できずに、温度低下、ウォーターハンマー、場合によっては蒸気用エアーベントからのドレンの 吹き出し等が発生する場合があります。 スチームトラップ出口側配管のレイアウト・仕様を必ず確認します。 |
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下図から見れば、Min△P=0.05MPaが確保できないと排出量不足の可能性が出てきます。△P=0.05MPaが確保できない場合は、0.1MPa用のトラップへの変更を考える必要があります。この場合も、Min△P=0.02MPaは必要になります。 | |||||||||||||||||||||||||||||||
・ | 基本的にドレン回収又は立上管を使用の場合は、ポンピングトラップとの組み合わせをおすすめします。 特に単独回収でない場合は、他に接続されているトラップ等の状態により差圧不足等を引き起こす可能性がある為、安定した作動を考えれば ポンピングトラップの併設が必要と考えます。 HE-415 : PT-204 HE-535 : PT-204 HE-665 : PT-206 |
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