特長 < フローライトテンプ < HOME

			O-157対策等、特に食品業界での高温殺菌洗浄の必要性が高まっています。フローライトテンプ"H”タイプなら90℃までの高温水を瞬時に供給できます。

			一般的に蒸気を使った温水製造は故障時に温水温度が上昇し熱水による2次災害の危険性があります。フローライトテンプなら差圧ダイヤフラム式の水量コントロールという特殊構造により故障時は冷水排水になります。 フローライトテンプはレジオネラ菌等のバクテリアが繁殖しやすい温水タンクを基本的に必要ない為、システムとしての衛生信頼度が向上します。

			温水製造の一般的な形態、ストレージタンクシステムに比較してフローライトテンプの採用は大きな三次元省スペースが実現できます。広くなったスペースで作業環境の改善を。

			フローライトテンプは0.1MPa以下のエネルギー効率の高い低圧蒸気専用設計です。フラッシュタンク等から得られる低圧蒸気の有効利用に最適です。

			ストレージタンクやボイル槽、洗浄槽への給水ラインにフローライトテンプを組み込み給湯する事により、立上がり時間の大幅短縮が可能になります。

	【届出・検査不要】 フローライトテンプは低圧&コンパクト設計の為、圧力容器としての届出・定期検査は不要です。 【電気不要】 フローライトテンプは完全メカニカル構造の為、電気設備の無い所や防爆エリアでの温水製造が可能。 【ストレートチューブで清掃が簡単】 取外し、清掃が簡単なストレートチューブ採用で、酸洗等の危険作業も不要。 【簡単・短工期】 蒸気と水を接続するだけの簡単工事の為、設置工期も短く、すぐに使用できます。
	―フローライトテンプに関する注意事項―
	フローライトテンプは完全メカニカルタイプのフィードフォワード制御の為、温度や圧力等、種々の使用制限があり、どんな用途にでも対応できるものではありません。以下にフローライトテンプを採用した場合のウィークポイントを挙げます。ご採用に際しては、目的・用途・使用条件等・種々のファクターを十分ご検討下さいます様、お願い致します。
	・	ストレージタンク方式はシステム故障時おいてもタンク容量分の温水は使用できますが、フローライトテンプは蒸気を使用した瞬間湯沸器の為、蒸気の供給が停止した場合やフローライトテンプの故障時はすぐに給湯できなくなります。
		（対策）　1ランク下のモデルの複数台設置をおすすめしています。
	・	感温式ではない為、給水温度が変化すると出湯温度が変化します。 （目安として）入口温度が3℃変化すると出口温度は約1℃変化します。）
	・	最低温度差37℃の為、入口温度+37℃以下の設定はできません。
	・	難しくはありませんが、温度設定に時間がかかります。頻繁に温度変更をするシステムには向きません。

このページのトップへ

特長 < フローライトテンプ < HOME