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実際の作動状況を目で見て確認するビジュアルチェック。 |
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スチームトラップの作動を聴診棒や超音波変換装置を使って耳で聞いて作動確認する聴診チェック。 |
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スチームトラップの前後の温度を測定し判断するチェック。 |
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スチームトラップ点検の専用装置を使ったチェック。 |
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スチームトラップの二次側配管が開放されていない時やテストバルブが設置されていない時はチェックできませんが、すべてのスチームトラップチェック方法の中で一番信頼性が高く、他のチェック方法の基本となっているチェック方法であるビジュアルチェックについてお話します。
チェックするトラップはどんなトラップですか?
スチームトラップはタイプごとに作動が異なりますので、スチームトラップチェックは、チェックしようとするスチームトラップがどの型式(タイプ)なのかを判断する事から始まりますので確認してください。
それでは 各タイプ別にチェックを行います。またスチームトラップや排出されるドレンやスチームは高温ですので直接触れたりしますと危険ですのでくれぐれもご注意ください。 |
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■逆バケット式 |
●正常 |
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間欠作動 |
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通常負荷の時は 逆バケット式トラップは1分間に約3〜6回の閉止と排出を繰り返す間欠作動になります。 |
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連続排出 |
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ドレンの負荷が極端に少ない場合 または極端に多い場合に逆バケット式スチームトラップは間欠作動しなくなりフラッシュスチームを伴った連続排出になります。この場合でも スチームトラップは正常作動です。 |
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●故障 |
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詰り |
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何分間も排出しない場合はトラップが詰まっています。特に軽負荷の時は作動間隔が長いので次の作動までに時間が掛かる場合があります。 |
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蒸気漏れ |
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スチームトラップから排出されるドレンは加圧された状態で大気へ排出されますので、再蒸発されます。この再蒸発した蒸気をフラッシュスチームといいます。フラッシュスチームの場合は正常です。
連続的にトラップから排出される生蒸気は青みがかったジェット流で、フラッシュ蒸気は白い雲状で排出されるので区別できます。生蒸気の場合はスチームトラップが故障しています。 |
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■フロート式 |
●正常 |
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間欠作動 |
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フロートトラップは通常連続排出ですが、エアーベントが作動した場合は多量のエアーとドレンを排出します。 |
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連続排出 |
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通常のフロートトラップの作動はフラッシュスチームを伴った連続排出です。エアーベントの故障やバルブの磨耗などが起こった時は生蒸気を伴った排出になります。この場合は早急の修理または取替が必要です。 |
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●故障 |
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詰り |
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何分間も排出しない場合はトラップが詰まっています。 |
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蒸気漏れ |
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スチームトラップから排出されるドレンは加圧された状態で大気へ排出されますので、再蒸発されます。この再蒸発した蒸気をフラッシュスチームといいます。フラッシュスチームの場合は正常です。
連続的にトラップから排出される生蒸気は青みがかったジェット流で、フラッシュ蒸気は白い雲状で排出されるので区別できます。生蒸気の場合はスチームトラップが故障しています。 |
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■ベローズ式・バイメタル式 |
●正常 |
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間欠作動 |
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温調トラップは 1分間に約6回の閉止と排出を繰り返す間欠作動です。 |
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連続排出 |
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ドレンの負荷が極端に少ない場合ベローズ・バイメタルは 間欠作動しなくなりフラッシュスチームを伴った連続排出になります。この場合は スチームトラップは正常作動です。 |
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●故障 |
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詰り |
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何分間も排出しない場合はトラップが詰まっています。特に軽負荷の時は作動間隔が長いので次の作動までに時間が掛かる場合があります。 |
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蒸気漏れ |
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スチームトラップから排出されるドレンは加圧された状態で大気へ排出されますので、再蒸発されます。この再蒸発した蒸気をフラッシュスチームといいます。フラッシュスチームの場合は正常です。
連続的にトラップから排出される生蒸気は青みがかったジェット流で、フラッシュ蒸気は白い雲状で排出されるので区別できます。生蒸気の場合はスチームトラップが故障しています。 |
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■ディスク式 |
●正常 |
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間欠作動 |
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温調トラップは 1分間に約6回の閉止と排出を繰り返す間欠作動です。 |
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●故障 |
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詰り |
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何分間も排出しない場合はトラップが詰まっています。特に軽負荷の時は作動間隔が長いので次の作動までに時間が掛かる場合があります。 |
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連続排出 |
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ディスクトラップの磨耗が起こり始めると 間欠作動の間隔が1分間に約12回以上になり、いわゆる空打ち状態になります。また 進行すると吹き放し状態になります。 |
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蒸気漏れ |
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スチームトラップから排出されるドレンは加圧された状態で大気へ排出されますので、再蒸発されます。この再蒸発した蒸気をフラッシュスチームといいます。フラッシュスチームの場合は正常です。 |
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